ぺぺ・ル・モコのワイン会
フランスワインを美味しく楽しく
2006年5月 フランスワインのヴィンテージ比較

今回は、よく言われるヴィンテージの違いを、フレンチのフルコースとのマリアージュで。
楽しみつつ体験してもらいました。
T カブのヴィシソワーズ ア・ラ・タピオカ
U 豚肉のリエットとニシンのマリネ
V 帆立貝とキノコのパートブリック ファルシー
W 仔羊リブロースのロースト 香草風味
X 果物とオレンジムースのタルトとブルー・デ・コース
Y カフェ
お料理のメニュー
ロワール地方のサンセール
リシュアン・クロシェットの03・04ヴィンテージ
この2つのヴィンテージの際立った個性とは・・。
最初のワインはソーヴィニヨン・ブランのサンセールです。まずは胃に優しいよう(?)ヴィシソワーズで最初のお料理をスタートします。ぺぺ・ル・モコでは夏の人気メニュー、「カブのヴィシソワーズ」です。さっぱりとした味わいに滑らかな舌触りが通常のヴィシソワーズと違うところです。夏場は定番のメニューになってます。お店の常連さんの中でもかなり評判がいいです。
オードブルはさっぱりした「ニシンのマリネ」と濃厚な「リエット」で。ソーヴィニヨン・ブランとの相性はピッタリです。それと03・04のヴィンテージの違いもよりハッキリでてます。1年の違いですが、正反対の個性を持ったこのヴィンテージでした。
@ヴィンテージによる個性の違いを感じてみる

A熟成によるワインの味わいの違い
ボルドーのサンジュリアン村
シャトーサンピエール(メドック格付け4級)
最近は、メインワインがボルドーに偏りつつあって少々フラストレーションがたまってます・・・。ですが、やはり根強い人気と美味しさがありますよね。今回はメインに合わせてシャトー・サンピエールの94・01を飲み比べてみました。多分ヴィンテージ評価的にはそれほど遜色の無いものです。が、熟成による違いはよく出てました。参加者の方も好みが別れた所でしたが、どちらとも良い感じです。弱々しくも趣のある熟成感の94年とパワフルで徐々に馴染んでくる01。美味しい不味いで割り切ってしまうと01有利みたいな感じです。が、味わいの二面性だけで割り切れないのがフランスワインの懐の深いところですね。
Bグレートヴィンテージのワインとは

シャトー・ド・レイヌ・ヴィーニュ
(ソーテルヌ・第一級)
写真では見にくいですが、
右が94年と左が85年です。
よく言われるグレートヴィンテージのワインと通常ヴィンテージの違いとは。ソーテルヌでもどれだけ違いがでるのかと心配もありました。結論は、やはりグレートヴィンテージは凄かったと言うことです、当たり前と言えばそれまでですが。まだブラインドの時点でも、満場一致で85ヴィンテージのグラスに賞賛が挙がりました。どのように素晴らしいか、飲み比べでどなたでもハッキリと違いがわかりました。デザート&チーズもソーテルヌに合わせて「フルーツムースのタルト」と
「ブルーチーズ」で。やはりよく合いますね。
今回は少し重たいテーマのように感じに思いますが、「美味しく・楽しく・簡単に」を崩さず行なえたと思います。難しく考えがちなフランスワインもこれでまた少し懐が覗けたと思います。
